原状回復ガイドライン (全12問中5問目)

No.5

「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン(再改訂版)」(国土交通省平成23年8月。以下、本問において「ガイドライン」という。)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
平成30年試験 問25
  1. ガイドラインでは、借主によるペット飼育に伴い生じる「臭い」は、「賃借人が通常の住まい方、使い方をしていても発生すると考えられるもの」に位置づけられており、借主は原状回復義務を負わない。
  2. ガイドラインでは、エアコンの内部洗浄は、「明らかに通常の使用等による結果とは言えないもの」に位置づけられており、借主は原状回復義務を負う。
  3. ガイドラインでは、賃貸建物の鍵の紛失は、賃借人負担と判断される場合が多いため、「明らかに通常の使用等による結果とは言えないもの」に位置づけられており、借主は原状回復義務を負う。
  4. ガイドラインでは、風呂・トイレ・洗面台の水垢・カビ等は、「賃借人が通常の住まい方、使い方をしていても発生すると考えられるもの」に位置づけられており、借主は原状回復義務を負わない。

正解 3

解説

  1. 不適切。飼育ペットによる傷や臭いは、「明らかに通常の使用等による結果とは言えないもの(区分B)」に位置付けられていますので、借主の負担となります。
  2. 不適切。エアコンの内部洗浄は、「次の入居者を確保するための化粧直し、グレードアップの要素があるもの(区分A(+G))に位置付けられていますので、借主ではなく、貸主の負担となります。
  3. [適切]。賃貸建物の鍵の紛失は、「明らかに通常の使用等による結果とは言えないもの(区分B)」に位置付けられていますので、借主の負担となります。
  4. 不適切。風呂・トイレ・洗面台の水垢・カビ等は、「賃借人のその後の手入れ等管理が悪く発生、拡大したと考えられるもの(区分A(+区分B))」に位置付けられていますので、借主の負担となります。
したがって適切な記述は[3]です。