賃貸管理総論(全18問中13問目)

No.13

賃貸不動産をとりまく社会的情勢に関する次の記述のうち、適切なものはいくつあるか。
  1. 平成25年住宅・土地統計調査によれば、平成25年10月1日現在の全国の空き家の内訳では、賃貸用の住戸が半数を超えている。
  2. 新設住宅着工戸数の推移を見ると、貸家は消費税率の引上げの影響はあるものの、平成23年度を底に、傾向として増加している。
  3. 全国の消費生活センターや、一般財団法人不動産適正取引推進機構が受け付けた賃貸住宅に関する相談内容の中で傾向的に最も多いのは、原状回復に関するものである。
  4. 平成25年住宅・土地統計調査によれば、平成25年10月1日現在の全国の所有関係別住宅数の中では、持ち家が最も多く、次に多いのが民営借家である。
平成29年試験 問1
  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ

正解 4

解説

  1. 適切。同統計調査によると、空き家の内訳をみると,「賃貸用の住宅」が429万戸,「売却用の住宅」が31万戸で,それぞれ空き家全体の52.4%,3.8%となっており,供給可能な住宅が過半数を占めています。
  2. 適切。貸家については平成23年度を底に、毎年増加傾向となっております。
  3. 適切。原状回復に関するものが一番多く、契約の解除、瑕疵・欠陥問題が続きます。
  4. 適切。平成25年10月1日現在の全国の所有関係別住宅数の中で、持ち家が最も多く、次に民営借家が続きます。
したがって適切なものは「4つ」です。