建物の基礎知識と維持管理 (全12問中12問目)

No.12

建築構造に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
平成27年試験 問38
  1. ラーメン構造は、柱と梁を一体化した骨組構造である。
  2. 壁式構造は、壁体や床板で構成する構造方式である。
  3. 制震構造は、基礎と建物本体との間にクッションを設け、地震による揺れを低減させる構造である。
  4. 基礎とは、上部の建物に加わる力を地盤に伝える部分である。

正解 3

解説

  1. 適切。ラーメン構造は、柱と梁を体化した骨組構造であり、柱、梁等の部材の接点を、しっかり接合し、それにより構成された枠によって、荷重や外力に対応して建物を支える構造です。
  2. 適切。壁式構造は、壁体や床板で構成する構造方式であり、柱を用いず、耐力壁と床といった平面的な構造体のみで構成される構造です。
  3. [不適切]。制震構造は、建物の骨組みに取り付けたダンパー等の制震装置により、揺れを吸収、抑制して地震力を低減させる構造です。記述の構造は免震構造です。
  4. 適切。基礎は、上部の建物に加わる力を地盤に伝える部分のことで、柱や壁の直下で、建物の荷重、外力を地盤面に分散させる直接基礎と、杭を用い、杭の先端を支持層まで到達させて建物を支持する杭基礎があります。
したがって不適切な記述は[3]です。