保険(全8問中7問目)

No.7

保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
平成28年試験 問40
  1. 地震保険に加入する際には、主契約の火災保険と同額の保険金額で加入する必要がある。
  2. 火災保険は、保険の中で、賃貸不動産管理の経営に特に関係の深い保険のひとつである。
  3. 保険は、保険会社の商品によって特性が異なり、補填の対象と限度も異なっている。
  4. 保険とは、万一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度である。

正解 1

解説

  1. [不適切]。地震保険は火災保険に付帯して加入しますが、保険金額は火災保険の30%~50%の範囲内となります。
  2. 適切。火災保険は保険業法上の第二分野、つまり損害保険に分類され、賃貸不動産管理の経営に最も関係が深い存在です。
  3. 適切。保険は、保険会社の商品によって、特性が異なり、どの危険に対してどの範囲で補填がなされるのかは必ずしも同一ではないため、保険についての理解を深めることが大切です。
  4. 適切。保険は万が一の事故に対して備える相互扶助の精神から生まれた助け合いの制度であり、さまざまな事故や災害から生命や財産を守るためのものです。
したがって不適切な記述は[1]です。