賃貸不動産経営管理士過去問題 令和3年試験 問19
問19
換気設備に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。- 自然換気は、室内と室外の温度差による対流や風圧等の自然条件を利用した方式である。
- 給気・排気ともに機械換気とする方式は、機械室、電気室等に採用される。
- 給気のみ機械換気とする方式は、室内が負圧になるため、他の部屋へ汚染空気が入らない。
- 新築建物は、ごく一部の例外を除いて、シックハウスの原因となる揮発性有機化合物の除去対策として24時間稼働する機械換気設備の設置が義務づけられている。
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正解 3
問題難易度
肢10.7%
肢25.7%
肢387.4%
肢46.2%
肢25.7%
肢387.4%
肢46.2%
分野
科目:4 - 建物・設備細目:3 - 設備の基礎知識と維持管理
解説
- 正しい。自然換気は、換気扇を使わずに、室内と室外の温度差による対流や風圧等の自然条件を利用して換気を行う方式です。
- 正しい。給気・排気ともに機械換気とする方式は、第1種換気と呼ばれ、機械室、電気室等などの風通しの悪い場所に採用されます。
- [誤り]。給気のみが機械換気の場合、室内は正圧となります(第2種換気)。室内が負圧となるのは、排気のみを機械換気とする第3種換気です。したがって記述は誤りです。
- 正しい。新築建物は、シックハウスの原因となる揮発性有機化合物の除去対策として、24時間稼働する機械換気設備の設置が義務づけられるのが原則です。
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