賃貸不動産経営管理士 (全13問中9問目)

No.9

賃貸不動産経営管理士「倫理憲章」に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
  1. 秘密を守る義務とは、職務上知り得た秘密を正当な理由なく他に漏らしてはならないことであり、賃貸不動産経営管理士の職務に携わっている間、守らなければならない。
  2. 賃貸不動産経営管理士は、自らの能力や知識を超える業務を引き受けてはならない。
  3. 賃貸不動産経営管理士は、常に依頼者の立場で職務を行い、万一紛争等が生じた場合には、誠意をもって、その円満解決に努力しなければならない。
  4. 賃貸不動産経営管理士は、公共的使命を常に自覚し、公正な業務を通して、公共の福祉に貢献しなければならない。
平成30年試験 問38
  1. ア、イ
  2. ア、ウ
  3. イ、エ
  4. ウ、エ

正解 3

解説

賃貸不動産経営管理士「倫理憲章」は次の条文からなります。
1. 公共使命
賃貸不動産経営管理士のもつ、公共的使命を常に自覚し、公正な業務を通して、公共の福祉に貢献する。
2. 法令の遵守と信用保持
賃貸不動産経営管理士は関係する法令とルールを遵守し、賃貸不動産管理業に対する社会的信用を傷つけるような行為、および社会通念上好ましくないと思われる行為を厳に慎む。
3. 信義誠実の義務
賃貸不動産経営管理士は、信義に従い誠実に職務を執行することを旨とし、依頼者等に対し重要な事項について故意に告げず、又は不実のことを告げる行為を決して行わない。
4. 公正と中立性の保持
賃貸不動産経営管理士は常に公正で中立な立場で職務を行い、万一紛争等が生じた場合は誠意をもって、その円満解決に努力する。
5. 専門的サービスの提供および自己研鑽の努力
賃貸不動産経営管理士はあらゆる機会を活用し、賃貸不動産管理業務に関する広範で高度な知識の習得に努め、不断の研鑽により常に能力、資質の向上を図り、管理業務の専門家として高い専門性を発揮するよう努力する。
6. 能力を超える業務の引き受け禁止
賃貸不動産経営管理士は、自らの能力や知識を超える業務の引き受けはこれを行わない。
7. 秘密を守る義務
賃貸不動産経営管理士は、職務上知り得た秘密を正当な理由なく他に漏らしてはならない。その職務に携わらなくなった後も同様とする。
  1. 誤り。「倫理憲章」では、賃貸不動産経営管理士の職務に携わらなくなった後も秘密を守る義務は続くとしています。本肢は、職務に携わっている間に限定するような表現になっているため誤りです。
  2. 正しい。自分の能力・知識を把握し、その範囲内で業務を引き受ける必要があります。
  3. 誤り。賃貸不動産経営管理士は常に公正で中立な立場で職務を行う必要があります。常に依頼者(貸主)の立場で職務を行うというのは誤りです。
  4. 正しい。選択肢の通り、賃貸不動産経営管理士のもつ、公共的使命を常に自覚し、公正な業務を通して、公共の福祉に貢献しなければなりません。
したがって正しいものの組合せは「イ、エ」です。