建物の基礎知識と維持管理(全30問中14問目)

No.14

賃貸住宅の耐震改修方法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
令和3年試験 問13
  1. 木造において、基礎と土台、柱と梁を金物で緊結して補強する。
  2. 木造において、壁や開口部を構造パネルや筋かい等で補強する。
  3. 木造において、地震力を吸収する制震装置(ダンパー)を取り付けても効果がない。
  4. 鉄筋コンクリート造において、耐震壁や筋かいを増設する。

正解 3

解説

  1. 適切。木造において、基礎と土台、柱と梁を金物で緊結して補強するのは、耐震改修方法として有効です。
  2. 適切。木造において、壁や開口部を構造パネルや筋かい等で補強するのは、耐震改修方法として有効です。
  3. [不適切]。木造において、地震力を吸収する制震装置(ダンパー)を取り付けるのは、耐震改修方法として有効です。よって、本肢は不適切です。
  4. 適切。鉄筋コンクリート造において、耐震壁や筋かいを増設する耐震改修方法として有効です。
したがって不適切な記述は[3]です。