設備の基礎知識と維持管理 (全16問中7問目)

No.7

電気設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
平成30年試験 問31
  1. 各住戸に供給される電力の供給方式のうち単相2線式では、3本の電線のうち、中性線以外の上と下の電圧線を利用すれば200ボルトが利用できる。
  2. 住戸内のブレーカーが落ちる原因は、入居者が一時的に数個の家電製品を使用することや、漏電等である。
  3. 漏電遮断機(漏電ブレーカー)は、電気配線や電気製品のいたみや故障により、電気が漏れているのをすばやく察知して回路を遮断し、感電や火災を防ぐ機器である。
  4. 照明設備の電線を被膜しているビニールは、熱や紫外線の影響によって経年劣化し、絶縁抵抗が弱まるため、定期的な抵抗測定により、配線を交換する必要がある。

正解 1

解説

  1. [不適切]。単相2線式は100ボルトの電圧しか使えません。選択肢の文章の後半にある、3本の電線のうち、中性線以外の上と下の電圧線を利用すれば200ボルトが利用できるのは、単相3線式です。
  2. 適切。記載のとおりで、ブレーカーが落ちる原因は、契約アンペア値を超えた電気が流れた場合(電化製品の使い過ぎ)や漏電です。
  3. 適切。記載のとおりで、漏電ブレーカーが落ちた場合、電化製品のコードが消耗していたり機器が故障していたりするなど、重大な事態が考えられますので、該当電化製品が特定できない場合は、すぐに電力会社に連絡すべきです。
  4. 適切。記載のとおりで、絶縁抵抗が弱まると漏電を生じ、感電や火災等の原因となりますので、定期的な抵抗測定により、配線を交換する必要があります。
したがって不適切な記述は[1]です。