企画提案 (全11問中10問目)
No.10
不動産賃貸業を営む個人Aは、平成27年4月30日にエアコン(耐用年数6年)を税込97,200円で取得した。平成27年度の不動産所得計算上の必要経費として正しい金額は次のうちどれか。なお、Aは償却方法について届出をしたことはない。参考…耐用年数6年の償却率は、定額法:0.167、定率法:0.333とする。
平成27年試験 問35
- 12,175円(算式:97,200円×0.167×9月/12月)
- 10,822円(算式:97,200円×0.167×8月/12月)
- 24,276円(算式:97,200円×0.333×9月/12月)
- 97,200円
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正解 4
分野
科目:E - 賃貸業への支援業務細目:1 - 企画提案
解説
減価償却費は、資産の耐用年数にわたり、それぞれの年の必要経費にしますが、取得金額が10万円未満の少額の減価償却資産については、全額をその業務の用に供した年分の必要経費(損金)とすることができます(所得税でも法人税でも同じです)。エアコンの価格は税込金額で97,200円と10万円未満のため、全額をその年の必要経費として計上することができます。したがって、平成27年度の不動産所得計算上の必要経費として正しい金額は「97,200円」となります。
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