賃貸不動産経営管理士過去問題 平成29年試験 問4

ご注意ください。
法令改正により、この問題の記述は現行の内容と異なっている可能性があります。

問4

賃貸住宅管理業者登録制度の登録に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  1. 宅地建物取引業法に違反したことにより罰金刑に処せられた者は、罰金を納めた日から3年間は、登録を受けることができない。
  2. 賃貸住宅管理業者登録制度の登録の申請をするためには、同制度で定める一定期間以上の賃貸住宅の管理業務の実績が必要である。
  3. 賃貸住宅管理業者登録制度の登録の有効期間は3年である。
  4. 賃貸住宅管理業者登録制度の登録の更新を受けようとする者は、登録の有効期間満了の日の90日前から30日前までの間に登録申請書を国土交通大臣に提出しなければならない。

正解 4

解説

  1. 誤り。宅地建物取引業法に違反したことにより罰金刑に処せられた者は、罰金を納めた日から2年間は登録を受けることができないため、誤りです。宅地建物取引業法以外にも、マンション管理適正化法、暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に違反した場合も同様の適用があります。
  2. 誤り。特にこのような規定はなく、一定期間以上の賃貸住宅の管理業務の実績がなくても賃貸住宅管理業者登録制度の登録の申請が可能です。
  3. 誤り。賃貸住宅管理業者登録制度の登録の有効期間は5年です。
  4. [正しい]。登録更新の際には、登録の有効期間満了の日の90日前から30日前までの間に事前の申請が必要です。登録有効期間満了の日までではない点に注意が必要です。
したがって正しい記述は[4]です。