設備の基礎知識と維持管理 (全16問中4問目)

No.4

排水・通気設備及び浄化槽に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
令和元年試験 問31
  1. 排水トラップの封水深は、深いと破封しやすく、浅いと自浄作用がなくなる。
  2. ドラムトラップは、封水の安定度が高く、台所の流し等に使用される。
  3. 伸頂通気方式は、排水立て管の先端を延長した通気管を、屋上等で大気に向けて開口する方式である。
  4. 浄化槽では、微生物によって分解された汚物等が汚泥となり、槽の底部に堆積する。

正解 1

解説

  1. [不適切]。説明が逆であり、深いと自浄作用が無くなり(流れづらく汚れが溜まる)、浅いと破封(トラップの封水がなくなる現象)しやすくなります。封水深は通常5㎝以上~10㎝以下が必要になります。
  2. 適切。記載のとおりです。台所の流し以外にも、浴室等の床排水(排水管が床から接続される方式)にも使われます。
  3. 適切。伸頂通水気方式は、通気立て管方式と違い、横の通気管がなく排水立て管を通気させ屋上で大気に開口する方式です。伸頂通気方式の種類として、排水横枝管と排水立て管のジョイントとして特殊継手をつかった特殊継手排水方式もあります。
  4. 適切。公共下水道のない地域では、汚水と雑排水を排水するためには浄化槽を設けなければなりません。
    微生物を使って汚中の汚泥物質を除去していき、層の底部に汚泥が堆積していきます。
したがって不適切な記述は[1]です。