設備の基礎知識と維持管理 (全18問中4問目)

No.4

電気設備に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
令和2年試験 問41
  1. 遮断器が落ちて停電した場合には、分電盤を調べ、遮断器が落ちている回路を再び通電させて、再度停電したときは、その回路を切って、専門業者に原因究明と修理を依頼する必要がある。
  2. ある規模以上の共同住宅で、各住戸と共用部分の契約電力の総量が50キロワット以上のときは、6,000ボルトの高圧引き込みとなり、受変電設備を設置する必要がある。
  3. 住戸に供給される電力の単相3線式では、3本の電線のうち真ん中の中性線と上または下の電圧線を利用すれば100ボルト、中性線以外の上と下の電圧線を利用すれば200ボルトが利用できる。
  4. ELB(アース・リーク・ブレーカー)は、地震発生時に設定値以上の揺れを検知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具である。

正解 4

解説

  1. 適切。一時的に過電流が流れ遮断機が落ちて停電した場合は、分電盤を調べて遮断機が落ちている回路を再び通電させ、再度停電する場合にはその回路を切って、専門業者に原因究明と修理を依頼する必要があります。
  2. 適切。ある規模以上の共同住宅で、各住戸と共用部分の契約電力の総量が50キロワット以上2,000キロワット未満のときは、6,000ボル卜の高圧引き込みとなり、受変電設備を設置する必要があります。
  3. 適切。住戸に供給される電力の単相3線式では、3本の電線のうち真ん中の中性線と上または下の電圧線を利用すれば100ボルト、中性線以外の上と下の電圧線を利用すれば200ボルトが利用できます。なお単相2相式もあり、こちらは100ボルトしか使用することができません。
  4. [不適切]。ELB(アース・リーク・ブレーカー)は漏電遮断器(漏電ブレーカー)のことで、電気配線や電気製品のいたみや故障により、電気が漏れているのをすばやく察知して回路を遮断し、感電や火災を防ぐ器具です。選択肢は感震ブレーカーの説明となっています。
したがって不適切な記述は[4]です。