設備の基礎知識と維持管理 (全16問中5問目)

No.5

換気設備等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
令和元年試験 問32
  1. 自然換気は、換気扇や送風機等を利用しない方式であるため、建物内外の自然条件によっては、安定した換気量や換気圧力を期待することはできない。
  2. 給気側にファンを用いて、給気口と組み合わせて用いる方式では、室内は負圧になる。
  3. 給気、排気ともに機械換気とする方式は、居室に用いられる熱交換型換気設備や機械室、電気室等に採用される。
  4. シックハウス症候群は、建材や家具、日用品から発散する揮発性有機化合物等が原因となって引き起こされる。

正解 2

解説

  1. 適切。給気も排気も機械を使用しない自然に任せる方式のため、自然条件によっては吸排気が安定しない場合もあります。
  2. [不適切]。給気をファンで実施する第二種機械換気方式は、外気をファンで取り込むため、室内の気圧は「正圧」になります。
  3. 適切。給気、排気ともに機械換気をする第一種機械換気方式は、大量の給気・排気を強制的に行う必要がある設備に採用されます。熱交換型換気設備は、出ていく温かい空気を、入ってくる空気に対して余熱で温め部屋に取り込む仕組みです。
  4. 適切。シックハウス症候群を引き起こす揮発性有機化合物であるクロルピリホスとホルムアルデヒドは規制対象物質とされており、使用禁止または、使用面積の制限等記載がなされています。過去使用した建材や家具、日用品から発散する事により引き起こされる可能性があります。
したがって不適切な記述は[2]です。