証券化業務(全10問中4問目)
No.4
プロパティマネジメント業務に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。令和2年試験 問45
- プロパティマネジメントが実際の賃貸管理・運営を行うことであるのに対して、アセットマネジメントは、資金運用の計画・実施を行うことである。
- ①報告業務、②調査・提案業務、③所有者の変更に伴う業務は、投資家のために重要性が高い。
- プロパティマネジメントにおいては、現存する建物の価値を維持すればよく、長期的な観点から建物の価値を高める改修を行う提案は必要とされていない。
- 可能な限り既存の借主が退出しないように引き留め、維持しておくことは、プロパティマネジメント会社の責務となる。
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正解 3
分野
科目:5 - 賃貸業への支援業務細目:2 - 証券化業務
解説
- 適切。不動産証券化の業務は、プロパティマネジメン卜が実際の賃貸管理・運営、アセットマネジメン卜は資金運用の計画・実施というように大別されます。
- 適切。従前からの賃貸管理業務と比較し、①報告業務、②調査・提案業務、③所有者の変更に伴う業務は、投資家のために重要性が高まっています。
- [不適切]。プロパティマネジメン卜においては、現存する建物価値の維持だけでなく、長期的な観点からの建物価値向上のための提案も必要とされています。
- 適切。プロパティマネジメン卜会社は、投資家の利益のために空室リスクを避けることが求められます。このため、可能な限り既存の借主が退出しないように引き留め、維持しておくことが責務となります。
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