賃貸不動産経営管理士過去問題 平成27年試験 問5

ご注意ください。
法令改正により、この問題の記述は現行の内容と異なっている可能性があります。

問5

賃貸住宅管理業者登録制度の基幹事務に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
  1. 賃貸借契約の更新に係る事務、賃貸借契約の終了に係る事務は、いずれも基幹事務である。
  2. 賃貸住宅の建物設備の保守点検に係る事務は、基幹事務ではない。
  3. 借主の募集に係る事務は、基幹事務ではない。
  4. 賃貸住宅を転貸する者(サブリース業者)が、貸主として転借人(入居者)から家賃、敷金を受領する事務は、基幹事務ではない。

正解 4

解説

  1. 正しい。登録制度で定められている基幹業務は、①家賃・敷金等の受領事務、賃貸借契約の終了事務、賃貸借契約の更新事務の3つです。本肢の2つの事務はいずれも基幹業務です。
  2. 正しい。肢1のとおり、建物設備の保守点検に係る事務は基幹事務に該当しません。
  3. 正しい。肢1のとおり、借主の募集に係る事務は基幹事務に該当しません。借主の募集は宅地建物取引業に該当するため、宅地建物取引業法による規制の対象となります。
  4. [誤り]。サブリース業者が転借人から家賃・敷金を受領する事務は、基幹事務の家賃等の受領事務に該当します。
したがって誤っている記述は[4]です。