賃貸不動産経営管理士過去問題 平成30年試験 問4

ご注意ください。
法令改正により、この問題の記述は現行の内容と異なっている可能性があります。

問4

賃貸住宅管理業者登録制度において定められている賃貸住宅管理業者による貸主に対する管理受託契約に関する重要事項の説明(以下、本問において「重要事項の説明」という。)に関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。
  1. 重要事項の説明は、管理受託契約が成立するまでの間に行わなければならないが、貸主が遠隔地に居住する等特段の事情がある場合には、当該契約成立後にすることもできる。
  2. 重要事項の説明は、必ずしも賃貸住宅管理業者の事務所で行う必要はない。
  3. 重要事項の説明を、賃貸住宅管理業者登録制度の登録を受けた登録業者以外の者に委託することも可能である。
  4. 重要事項の説明は、必ずしも対面で行う必要はない。
  1. 1つ
  2. 2つ
  3. 3つ
  4. 4つ

正解 3

解説

  1. 誤り。重要事項の説明は、契約成立までに行わなければなりません。なお、選択肢のような遠隔地である場合、電話等で行うことも許されています。
  2. 正しい。重要事項の説明は、必ずしも店舗や事務所である必要はありません。
  3. 正しい。重要事項の説明業務を、賃貸住宅管理業者登録制度の登録を受けた登録業者以外の者に委託することも可能です。ただし、この場合であっても重要事項の説明や書面への記名押印については、賃貸不動産経営管理士が実施する必要がありますので、ご注意ください。
  4. 正しい。相手方が十分に納得できるのであれば対面でなくとも電話等で説明することは可能です。
したがって正しいものは「3つ」です。