賃貸不動産経営管理士過去問題 令和7年試験 問39

問39

給水設備に関する次の記述のうち、不適切なものはどれか。
  1. 給水配管には、各種の樹脂ライニング鋼管・ステンレス鋼鋼管・銅管・合成樹脂管などが使用されている。
  2. 逆サイホンとは、給水管内の水流を急に締め切ったときに、水の慣性で管内に衝撃と高水圧が発生する現象のことである。
  3. 室内の配管方式の一つであるさや管ヘッダー方式は、内管・さや管ともに樹脂管のため、軽量でフレキシビリティが高く、ねじ切り加工が不要である。
  4. 加圧給水方式は、水道本管から分岐して引き込んだ上水をいったん受水槽に蓄え、加圧ポンプによって加圧した水を直接、各住戸へ給水する方式である。

正解 2

問題難易度
肢16.2%
肢264.3%
肢316.2%
肢413.3%

解説

  1. 適切。錆が原因となる赤水の発生や配管の腐食を防ぐため、給水配管には腐食に強い材料を用いるのが原則です。具体的には、硬質塩ビライニング鋼管、ポリエチレン粉体ライニング鋼管、ステンレス鋼鋼管、銅管、合成樹脂管などが挙げられます。
  2. [不適切]。本肢はウォーターハンマー現象の説明です。逆サイホンは、給水管内が負圧になることによって、いったん吐水された水が再び給水管内に吸い込まれる現象です。
  3. 適切。さや管ヘッダー方式は、水回り部に設置されたヘッダーから分配されたさや管(たこ足形状の配管)によって、各水栓等の器具に単独接続する方式です。内管・さや管ともに樹脂管のため、軽量でフレキシビリティが高く、ねじ切り加工が不要という特徴があります。
  4. 適切。加圧給水方式は、水道本管から引き込んだ上水をいったん地上の受水槽に蓄え、加圧ポンプによって加圧した水を直接、各住戸へ給水する方式です。高置水槽が不要で、最近の物件で多く採用されている方式です。
したがって不適切な記述は[2]です。